病院で発達検査を受けた話
おはようございます。私は月1〜2で心療内科に通っているんですが、そこで先生から発達検査を受けてみないかと言われ、受けることになりました。
発達検査というのはIQテスト+心理テストみたいなものだと思ってもらって大丈夫です。
今回は受けた検査の内容と結果について書いていこうと思います。
IQテスト
言語理解(VCI)・知覚推理(PRI)・ワーキングメモリー(WMI)・処理速度(PSI)の4つの分類があります。
言語理解
・2つの単語の共通点を答える問題
「仕事」と「遊び」の共通点は何ですか?みたいに聞かれました。最初はすぐに分かる問題から始まり、徐々に「この2つってほぼ対義語だよね、ほんとに共通点はあるの?」って問題になっていきます。難しかったです。
・単語の意味を答える問題
そのままです。この単語の意味を答えてください、というものです。
・知識問題
クイズみたいな感じです。一般常識のようなものから、世界史の知識要るよね、みたいな問題まで様々。
・理解問題
「これこれを行う理由は何ですか」という問題。例えば、「植林を行う理由は何ですか」とかです。これはさほど難しいと感じませんでした。
知覚推理
・積み木で模様を作る問題
模様の書かれたブロックが置かれていて、そのブロックを回転させて正しい位置に配置して、見本の模様と同じものを作る問題。小さい頃にブロックとかで遊んでいた方は強そうですね。
・?に入るものを予想する問題
まさにIQテストって感じの法則問題です。難しかったです。
・絵で欠けているところを探す問題
絵を見せられて、この絵に欠けているところはどこでしょう、という問題でして、私はどうも苦手なようで数問しか答えられませんでした。一番低いスコアを出したのがこれです。
ワーキングメモリー
・数字を覚える問題
言われた数字を覚えて、それを言っていく問題。言われた数字を逆から言うバージョンも行いました。
・算数問題
口頭で算数問題を言われ、頭の中で考えて答える問題。紙とかは使えません。これは比較的得意でした。聞かれている問題も別に難しくはないですし、あとは計算の過程を頭で覚えておけるかの勝負になってきます。
処理速度
・記号を探す問題
左端にある記号が、右の枠の中にあればそれを丸で囲む問題。これも結構苦手です……
・数字と記号を対応してできるだけ早く書いていく問題
例えば、1のときは「
2のときは 」
みたいに対応表が書かれていて、それを見ながら数字を記号に変換する問題。やはりこれも苦手……こういう問題の解答スピードの早い遅いってどこから来てるんでしょうね。
心理テスト
バウムテストを受けました。本ではよく見かけるのですが実際に行われてるんだ、と少し驚き。
あとは、質問がいくつもあって
あてはまる・よくあてはまる・あまりあてはまらない・全くあてはまらない
のどれかを選ぶテストがありました。
結果
言語理解、ワーキングメモリーのスコアは高め、逆に知覚推理、処理速度はボロボロで、総合はIQ115ということになりました。めっちゃ微妙な数字ですね……
先生から言われたことは、上下の差が大きいね、と。
行間を読むのが苦手、反応速度に少し問題があるとのことで少し発達障害があるみたいです。
発達障害に関しては、別にそこまで驚きはなくて、「あー、だろうね」ぐらいの感じでした。人よりやることなすこと遅いですから、ある程度は予想していました。
受けてみて色々と収穫はあったので、今後に役立てていきたいです。
こういう検査をきちんと受けるのは一生に一回あるか無いかだと思いますので、皆様に関係あるかどうかは分かりませんが、発達検査ってこういう感じだよ、というのが伝わればいいなと思って書きました。私がかかっている病院では発達検査は2400円くらいだったのですが、場所によってはもっと高いところもあると思います。もし皆様が受けることがあれば、いくらかかるのか調べた方が良いと思います。多分ピンキリなので。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。