絶滅してしまったリョコウバトの話
おはようございます。塩化カリウムです。今回は、モンハンの動画を見ていて生命ってすごいなぁと思ったので絶滅したリョコウバトの話です(無理矢理結びつけた感)。
皆さんは、リョコウバトという鳥をご存知ですか。北アメリカ全土で推定50億匹も存在していたにも関わらず現在は絶滅している鳥です。
大きな群れをつくることが特徴であり、約2200平方キロメートルに1億3600万羽ものリョコウバトが確認された例もあります。
ジョン・ジェームズ・オーデュボンという博物画家によると、頭上を通過中のリョコウバトの群れが、まるで空を覆い尽くすかのように3日間途切れることなく飛び続けたと記録しています。
そこまで多くリョコウバトが存在したのに、何故現在では絶滅しているのか気になりますよね。
残念ながら絶滅に至った理由は人間による乱獲のせいです。
肉は非常に美味であり、良い値段で売れたため、銃や棒を使用して多くの人々が捕獲を行いました。
リョコウバトは繁殖能力が乏しく、一年に一個しか卵を産まないので、乱獲されるにしたがって数が激減していきました。
小さな集団では繁殖ができないという性質があり、したがって一度数が減ってしまったリョコウバトはいくら保護をしようとも元の数に戻すことができませんでした。
繁殖能力が乏しいリョコウバトがどうして50億匹まで増えることができたのかは謎のようです。
人間のせいで絶滅してしまった動物は少なくありません。現在も人間のせいで絶滅の危機に瀕している動物は多くいます。地球温暖化だったり水質汚染だったり原因は様々です。
絶滅してから後悔しては遅いです。一人一人ができることがあるはずです。「何をすればいいの?」という方はまず調べてみることが自分にできる第一歩です。
リョコウバトの話をきっかけに、地球環境のこと、生物のことを考えてみてはいかがでしょうか。
今回はここまでです。記事の内容どうこうというよりも、記事をきっかけに各自が考えることが大切だと感じています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。