塩化カリウムのザッピング

暇人がお送りする暇人のための雑記?ブログ

環境が人間を変える話

  おはようございます。塩化カリウムです。今回は、環境が人間に大きな影響を与えている話です。

 

スタンフォード監獄実験という実験をご存知でしょうか。スタンフォード監獄実験とは

実験参加者を無作為に二組のグループに分け、片方を「看守役」、もう片方を「囚人役」として刑務所ごっこをさせた実験です。

はじめのうちは役として振る舞っていた参加者でしたが、次第に看守役の行動がエスカレートしていき、囚人役を虐げるようになっていったのです。

この実験から分かることは、環境が人間をいとも簡単に変えてしまうこと、悪い環境の中で強い権力を持つと理性が利かず暴走してしまうことです。

 

部活で上級生から嫌なことをさせられていたのに、自分が上級生になるとあれだけ嫌だったことを下級生に強制する、なんてこともよく聞く話ですよね。

 

 

少し派生しますが反対に考えると、環境を良くすれば自分を良くすることができるということです。

付き合う人を変えたり、過酷な環境に身を投じたりすることで自分の中での「常識」「普通」のレベルが上がります。一般の人が努力だと思っていることが「いやいやこれくらい何でもないでしょ」「(自分の周りの人は)これくらい普通にやってるよ」と思えるようになることが成功へ近づく道だと思います。

「人の何倍も努力をする」のではなく、

「人の何倍も「普通」のレベルが高い」ということを目標にするべきではないでしょうか。

「努力をする」ということにとらわれがちですが、そうではなく自分の中の常識を変える、という考え方をおすすめします。

かくいう私も「平気でできる」ことのレベルがまだまだ低いなぁと感じています。これからレベルアップしていきたいと思います。

 

 

横道にそれましたが、「環境」というものがいかに大きな影響力を持っているか、というテーマで記事を書かせていただきました。興味がある方は「ミルグラム実験」というのも調べてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。