カラスの話
おはようございます。塩化カリウムです。
今回はカラスの話です。カラスはゴミを荒らすわ真っ黒で不気味だわで悪い印象を持っている人も多いと思います。
厄介なのがかなり頭がいいことで、その点も含めて話をしていこうと思います。
カラスの賢いエピソードは枚挙にいとまがありません。
有名どころで言うと、道路にくるみを落とし、車に踏ませ殻を割らせて食べる例が確認されています。
他には、カラスと狼が協力関係を結んで狩りをすることもあります。カラスは視覚担当で獲物の位置を狼に知らせます。
カラスは大変優れた視覚能力を持っており、視力は人の5倍で紫外線も見ることができます。
黄色いゴミ袋がカラス対策としてありますが、特定の黄色(黄色なら何でもよいというわけではない)は紫外線の遮断をするのでゴミ袋の中身が見えない仕組みになっているそうです。
他には人の顔を覚えて復讐したり、釣りなどをして遊んだりする例もあるそうです。娯楽を楽しむというのは頭が良くないとできない行為だそうで、そういった観点からもカラスは賢いと証明されています。
カラスが襲ってくるのは巣にいる子どもを守ろうとしての行動ですので、見逃してあげてください。
愛らしいエピソードとしては「カラスの恩返し」が有名でしょうか。餌をあげていたらお礼としてカラスが集めた金属などをプレゼントとして持ってきてくれた、という話です。
日本ではカラスの餌付けをしないように言われていますが、餌付け自体は比較的簡単だそうです。
とても賢いのもあって人間の意図を理解してくれるので、懐いてくると可愛らしい一面を見せてくれます。
飼いたい方は外国に行くことをおすすめします。日本では厳しいです。
カラス=賢いのイメージはいつから?
カラスは賢いというイメージが浸透し研究が進んでいる現在ですが、賢いというイメージは昔からあったと思われます。
北欧神話にオーディンという神がいるのですが、その使いとしてフギン、ムニンという二羽のカラスがいます。フギンとムニンは世界中を飛び回り集めた情報をオーディンに伝えています。
日本でもヤタガラスが有名ですね。
サッカー日本代表のシンボルマークとしてヤタガラスが使われています。
また、優れた三人の人物のことを三羽ガラスと言ったりもします。
日本でもカラスが優れた生き物であるというイメージはあったようです。
カラス食
今日ではカラスが増えすぎているので、何とかして食べられないかとカラス食の研究がされています。
カラスは雑食で何でも食べるので肉は臭く、有害物質を含んでいるのですが、上手く調理すれば脂のない牛肉のように美味しくいただけるそうです。
実際に食べた人の間で旨い不味いの意見が割れているので何とも言えませんが、気になる方は食べてみてください。私は気になるのでいつか食べてみようと思います。ジビエ勇気要るなぁ……
今回はここまでです。この記事でカラスの見方が少しでも変わったら私としてはうれしい限りです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。