塩化カリウムのザッピング

暇人がお送りする暇人のための雑記?ブログ

源氏物語「若紫」の写本が発見されたらしい

 おはようございます。塩化カリウムです。つい先日、源氏物語の「若紫」の写本が発見されたことがニュースになっていたので今回はその話をしたいと思います。

 

ニュースの方はこちらからどうぞ。

www.nikkei.com

 

 源氏物語の基礎知識

 作者は紫式部紫式部藤原道長の娘である彰子(しょうし)の教育係でした。清少納言藤原道隆の娘である定子(ていし)の教育係で、紫式部清少納言は作家としてだけではなく教育係としてもライバル関係でした。

源氏物語の主人公はおなじみの光源氏ですが、物語は光源氏の母である桐壺の更衣(きりつぼのこうい)の話から始まります。更衣というのは役目の名前で、低い立場なんですけれども天皇から寵愛を受けていました。

帝と桐壺の更衣の間にできた子どもが光源氏です。

ここから光源氏の話になるのですが、源氏物語の大部分は光源氏と女性の恋愛が描かれています。

 

 若紫の写本発見

 今年2月に藤原定家が監修、校訂した「若紫」の写本が発見されました。

藤原定家鎌倉時代歌人です。

源氏物語は五十四帖から成り立っていて、これまで四帖の定家本が見つかっていました。若紫で五帖目で、発見されているものの数が少ないことから今回の発見がいかに重要なものであるか分かりますね。

 

 若紫の内容

 若紫では光源氏が最も愛したと言われる紫の上との出会いが描かれています。

なぜ紫の上を光源氏が気に入っていたか、それを理解するには少し背景を理解することが必要です。

以下、少し背景を説明します。

 

 

源氏物語の最初の方で、天皇に寵愛されていた桐壺が亡くなります。天皇は深く悲しみますが、桐壺に似た藤壺の宮という女性に次第に心を引かれ、徐々に心を回復していきます。

藤壺の宮はまだ子どもの光源氏のお世話係になり、光源氏藤壺の宮に懐いていきます。

藤壺の宮はまだ若く、光源氏と年もさほど離れていないため、光源氏藤壺の宮を母のように、姉のように慕っていました。そして恋愛感情をいだいていました。

 

季節はめぐり18歳のとき、病にかかった光源氏は病気の祈祷のために京都の北山に出かけます。

そこで藤壺の宮の面影のある少女を見かけます。その少女が紫の上です。

実は、紫の上は藤壺の宮の姪だったということが後に分かります。

紫の上と結婚したいと思った光源氏でしたが、まだ紫の上が幼いので結婚できません。しかたがないので光源氏は紫の上を半ば強奪のような形で引き取ります。

その後光源氏は、紫の上を自分の理想の女性に育て上げて妻とします。ものすごく自己中な感じがしますね……

そんなわけで光源氏の極度のマザコン(藤壺への恋慕)から紫の上を溺愛するのでした。

 

ちゃっかりと藤壺の宮とも関係を持ったりするんですけど長くなるのでこの記事では書きません。

 

 

若紫の写本が発見されたことで、世に出回っている源氏物語の中身や解釈が変わる写本がことになるかもしれません。

 

 

今回のニュースをきっかけに源氏物語を少し調べたりもしましたが、なかなか奥が深くてはまりそうです。また記事にするかもしれません。

今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

独自ドメイン取得までの道のり

 おはようございます。塩化カリウムです。今回は独自ドメインを取得したのでその話をしたいと思います。

 

 はてなブログのpro版のみが使える独自ドメイン機能。2週間前くらいにpro

版に移行はしていたのですが、独自ドメイン取得はまだでした。独自ドメインはまあ言わばネット上の自分の住所みたいなものですね。

 

さて、ドメイン取得と言えばお名前ドットコム。他と比較するとドメインの価格が安いです。悪い点は毎日届く鬱陶しいメールぐらい。

「お名前.com」を検索窓に入れると「メール うざい」とか出てきますがその通りです。

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恐ろしいほど届くお名前.comからのメール


ドメイン取得のサイトで取得したいドメインを入力。安くなっているドメインは2年目以降の値段も確認しておきましょう。自動更新で高い値段が勝手に引き落とされていた、なんてこともあるので注意が必要です。

特にこだわりがなければ〇〇.comでいいんじゃないでしょうか。他は〇〇.jpとかありますが私は.comを取得しました。

whois情報公開代行は設定しておきましょう。そうしないと個人情報がいたるところにバレてしまいます。他は知りません(笑)

個人情報を入力、お支払いを済ませ、これでおわり、ではありませんでした。

 

お金を払ったら勝手にドメインが切り替わるものだと思っていましたが、そんな甘いものじゃなかった。

お名前.comのサイトでドメイン設定をする必要がありました。

手順としてはログイン→ドメイン設定→DNSレコード設定を利用する→ホスト名をwww、typeをCNAME、valueをhatenablog.com→確認画面へ進む。


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 こんな感じで設定し終わったらはてなブログの詳細設定のところで独自ドメインを入力します。入力。更新後、独自ドメインの有効表示が出ていたらOKです。

ちゃんと有効になっていました。
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もし有効になっていなくても、反映まで時間がかかる場合があるので気長に待ちましょうとのことです。私はすぐに反映されました。

他に注意点としては、メールに本人確認の認証が届くのですが、きちんと認証していないと後々設定がちゃんとできなかったりするみたいです。

 

 あとは、メール配信を無しにしておいた方がいいかもしれません。嵐のように届くメールが気にならない方はそのままでもいいかもしれませんが。

会員情報の確認/変更のところから配信解除できます。


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ドメインニュースの配信無しにして、ついでに更新はがきの送付無しにしておくとよいかもしれません。

 

以上でドメイン取得、設定までの道のりの話を終わりたいと思います。

手順を書くとあっという間なんですけど、初心者なもので色々調べたりして時間がかかりました。

これからドメイン取得するよー、って方はこの記事が参考になるかは分かりませんが頑張ってください。

 

今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

やっとsummer pockets完走しました

 おはようございます。塩化カリウムです。今回はsummer pocketsの全ルートを完走したので感想を書いていきます。

多少のネタバレはあります。特に最後の2ルートなんてネタバレ無しで感想を書くのは至難の技です。

 

前回記事(しろは、鴎、蒼√の感想)はこちらからどうぞ。

 

kcl806809.hatenablog.com

 

 

 紬√

 別れが確定している分、日々が輝く、というベタといえばベタな話。

しかしそれを踏まえても、十分感動的な話だと思いました。

キャラクターの全員に存在感があり、全力で一日一日を楽しむというテーマが最も強く描かれていたように感じることから、紬√が4ルートの中では一番summer pocketsらしい話だと感じます。「眩しさだけは 忘れなかった」というキャッチコピーが最もしっくりくる物語でした。

過去から逃げ出して現在に来たのかと思っていましたが、ぬいぐるみが身代わりをしていたというのは予想外でした。


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ツムギ・ヴェンダース≠紬・ヴェンダースで良かった(羽依里的にも)。

本物のツムギ・ヴェンダースの方は全く問題解決していませんので、そこは残念でしたね。

本筋ではありませんが、蒼√で七影蝶に触れたときに待ち人が来なかった人の記憶を見ましたが、その記憶の持ち主が灯台守で待ち人がツムギ・ヴェンダースなのかなと思います。そうだとしたら製作陣はなかなかこだわっていますね。


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 ALKA√

 このルートでsummer pocketsは羽依里の物語ではなくうみの物語である、というパラダイム転換が起きます。

主人公視点で事が進むので、夏を繰り返しているのは羽依里のように思いがちですが、実は夏を繰り返しているのはうみちゃんだということが分かります。

しろは(母)と夏を過ごせるまで何度も夏を繰り返していますが、代償?によって幼児退行していっています。

 

羽依里がしろは以外と恋仲になる夏が存在するのは、うみちゃんがやってきたことによるバタフライ効果なのではないかと思います。蝶つながりですし。うみちゃんがやって来なければしろは√一択になるのだと予想します。各ルートでうみちゃんが帰るのは、しろは√だとしろはと夏を過ごせなかったからであり、他√だとうみちゃんが生まれてこないので存在が確定しないからではないかと。

 

 

pocket√

最後のルート。時期はしろはの子ども時代。

うみちゃんの言う「お母さんを救う」があんまりよく分からないのですけど、「能力を使わせない」=「お母さんを救う」の図式が成り立つのなら、自分が生まれてこないことになったとしてもしろはに能力を使わせまい、としたことにうなずけます。

生まれてこなくてもいい、無かったことになってもいい。なぜなら「あの夏で私は満足した」のだから。

しろははうみちゃんのために奮闘して命を落とした、みたいに描かれていますが、そうではなくてしろは死亡の原因が能力を使ったことによる代償ならば、うみちゃんの行動は納得がいきます。

 

結果、羽依里としろははプールで出会うことがありませんでした。何故ならしろはは自分が溺れている未来を見なかった(=夏が1回目であり、ループしていない)からです。しろはが蒼と話していたのも未来を見ていないから引きこもっていないため(本来のしろはは未来を見る=自分に近づくと悪いことが起こる、と思い込んでいる)です。

 

蔵の整理が終わったとき鏡子さんが「(蔵の物の)どれか一つだけ持って帰っていいわよ」みたいなことを言っていましたがそれは、一つの未来を選びなさい、他の未来はなかったことになるわ、という意味に感じられました。
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一つ不満なのが、各ヒロインが問題解決してる、みたいな描かれ方をしていることです。あんまり深読みしていませんが、そのへんをきちんと説明しているようには思えなかったですね。

 

最終的に羽依里が選んだのはしろはと共に生きる道ですね。おそらくしろはの死亡も回避できると思います。過去に戻ることのしろはの代償が、寿命を削ることという予想が正しければの話ですが。

 

それにしても鏡子さんは謎ですね。しろはの母の瞳もですが。

鳴瀬家の能力が「過去に心を飛ばすこと」ならば加藤家の能力は「ループを観測すること」ですかね。鏡子さんは明らかにループを分かっている感じでしたから。

これでうみちゃんは鳴瀬家と加藤家の能力を引き継いで「ループの記憶を保ちつつ過去に心を飛ばす」ことができることの一応の説明はつきます。

 能力に関しては女性限定っぽいですが(鳴瀬翁が島の女性に時々不思議な力が発現する、みたいなことを言っていた気がする)、羽依里は特殊家系なだけあって七影蝶が見えていたんじゃないでしょうか。

 

 

考察なんて慣れないことはやるもんじゃないですね笑

考察とも呼べないお粗末な内容でしたが、今回はここまでにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【とらほー】プロ野球セCS1stステージ 3試合目

 おはようございます。塩化カリウムです。

今回もまたプロ野球CS阪神タイガースvs横浜DeNAベイスターズの話です。

 

 阪神の先発は高橋遥人。めっちゃいい球を投げるんですが、シーズンの後半は打ち込まれていた印象なので、今日はどうかなと少し不安がありました。

対する横浜は平良。上茶谷かなと予想していましたがこれは意外でした。

 

両ピッチャー共に言えることですが、9月は安定感がなかったので空中戦を予想していましたが、まさかのロースコアの展開に。

 

同点で迎えた8回。死球、盗塁、暴投、梅野の犠牲フライ、とノーヒットで1点が入り、これが決勝点に。

暴投、犠飛といった打てないチームならではの点の取り方でしたが、それも磐石な中継ぎ陣があってこそですね。

いかにも阪神らしい勝ち方でした。


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唯一残念なのが、失点にエラーが絡んでいることです。北條選手は本職ではないサードだったにせよ、大事な場面でエラーがあったことは今年の阪神のダメなところがそのまま出たな、という印象です。

 

前の2試合は矢野タイガースのしたいことができ、今日の試合はタイガースらしさが良くも悪くも出た、そんな見ごたえのあるCSでした。

 

このCSを見ていて、阪神に勢いというか良い雰囲気を感じています。1試合目の大逆転もそうですが、2試合目も簡単には勝ちを譲らなかったこと、今日の試合も接戦をしっかりとモノにできたことがとても良いと思います。この勢いのまま東京に乗り込んでいきましょう。

 

ところでジョンソン投手の子どもが生まれたそうですね。めでたい。

とはいえPJの穴は大きいですね。早く戻ってきてほしいですし、来季も残留してくれることを願っています。メジャーから注目されていますが、ジョンソンいわく日本の球が合っているそうなので、ずっと日本にいてくれないかなー、なんて思っています。

 

今回はこのあたりで。巨人との戦いも楽しみにしています。先発は足りてるのかな?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日は何の日?10/6日編

  おはようございます。塩化カリウムです。

今日は何の日?というテーマでお話したいと思います。こんなことをするとシリーズ化して記事にしなければいけない気がしてきますが、たまにしかやらないと思います笑

 

 

さて本題です。今日10/6は「国際協力の日」です。最近は物騒なニュースが多いですから、国際協力から遠のいていっているような気がします。

 

特に韓国と日本の関係は日に日に悪化しているような気がしますね。別に民間人同士の関係は悪くなっていないと思いますし、日本人も韓国からの観光客を歓迎しているように思います。しかし政治的には韓国側からのGSOMIA破棄宣言はだいぶ悪手だったのではないでしょうか。完全に感情が先走っての行動のように見えます。

日米韓で北朝鮮を牽制している今の状況が変わり、路頭に迷った韓国が北朝鮮の方にすり寄っていったとしたら、反日の核保有国が誕生することになる、と危惧している有識者もいます。そうなったら戦争が起きるかもしれません。日韓問題が早く解決することを願います。

 

他にも、小泉進次郎環境大臣温室効果ガスの削減方針を全く答えていなかったのも記憶に新しいことです。

温室効果ガス問題は世界が共有する問題です。日本が問題に取り組む姿勢が見られず、先行きが不安で仕方ありません。f:id:kcl806809:20191006204925j:image

 

貿易関係で言うなら、米国産の牛肉の関税を段階的に引き下げることが決定しました。しかし日本の自動車の関税については引き下げはなさそうです。

これは「協力」ではなく「隷属」に近い気がします。今の日本はアメリカの言うことを聞くイエスマン状態であり、アメリカが戦争をすると言い出したら日本もついていってしまうような、そんな危ない状態です。

 

天皇陛下が退位なさるときに「平成は戦争がなかった」とおっしゃっていました。情勢が危うくなっている今、この意味をもう一度考えるべきだと思います。

 

今回はここまでです。一日でも早く世界が平和になってほしいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【セCS 阪神×DeNA】ハマスタ最高かよ

 おはようございます。塩化カリウムです。今回は、プロ野球セリーグCSの話です。

 

 初戦は8ー7で阪神タイガースの勝利です。よくやってくれました。

西が立ち上がりで点を取られ、打球を受けて降板。島本選手も打ち込まれて終戦を予感しましたが、北條選手の3ランホームランを皮切りに息を吹き返し、打ち合いを制して阪神タイガースが初戦を取りました。いやぁ熱かった。

 

西投手、島本投手はCSという大舞台の空気に緊張して実力を十分発揮できていなかったように思えます。

勝ち進めばまた西投手が先発で投げることは間違いないので、次回しっかり抑えてくれることに期待しましょう。この前も足に打球が当たっていましたが、おそらく大きな怪我にはなっていないと信じたいところです。

 

 個人的に良かったと思う点

  • 緊急登板した守屋が後続を断ち切る
  • ガルシアの好投
  • 岩崎の三者三振
  • 大量の点差を逆転
 
全体として思うのが、ピッチャーが攻撃のリズムを作った、ということです。守屋にしてもガルシアにしても、リードされて諦めムードが漂い始めた中でしっかり抑えて、まだまだ逆転を信じているぞ、というのが伝わってきました。
ベンチで一番応援していたのがピッチャーのガルシアと西だったように思います。
また、逆転した後の大事な場面で岩崎が三者三振に斬って取る気迫のピッチングは、阪神の勝利を決定づけたものだったでしょう。
そして、北條のホームランで一気にベンチが明るくなり、きっちり逆転しきれたこと、これは去年までの阪神にはない力だと感じました。去年までならベンチに嫌なムードが漂い、勝ちきれないことが多かったのですが今年の阪神はみんなが前を向いている、誰も諦めないチームが出来上がっています。
試合後に矢野監督が「目指す野球ができた」と話していたそうですが、素人の私から見ても全員で勝ち取った最高の一勝だと思います。
 
北條選手が一番のヒーローだと見ている人が多いと思いますが、私は何度も言うように投手陣がヒーローだと思っています。北條のタイムリーは前進守備に助けられた感がありますし、ホームランにしてもだいぶハマスタに助けられましたね。
 
ここにきていい流れができています。明日は青柳投手に頑張ってもらって、リリーフ陣を少しでも温存して東京ドームに乗り込んでもらいたいです。
 パリーグも3位楽天が勝ったことですし、3位対決の日本シリーズも見てみたいです。
 
今日は最高の試合でした。ラグビーも日本が勝ったことですし、スポーツに日々の活力をもらっていると感じます。きっとこれを読んでくれている方も同じことを思っている方が多いんじゃないかと思います。
また明日からも頑張っていきます。
今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

まだ暑いのでアイスクリームと氷の話を

 おはようございます。塩化カリウムです。今回は、10月なのにまだ暑い日がたまーにあるので、アイスクリームの話をしようと思います。

ぼちぼち涼しくはなってきているんですけど、涼しい日に食べるアイスもいいものですよね。

 

 アイスクリームの種類について

 さて、一口にアイスクリームと言っても色々種類があります。知っている方も多いと思うのでサクッといきましょう。

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ご存じの方も多いはず

アイスクリームの種類の定義は厚生労働省によって定められています。

乳固形分と乳脂肪分の割合によって呼び方が変わります。乳固形分、乳脂肪分ともに多いものが厳密な「アイスクリーム」です。

この分類での「アイスクリーム」はそんなに多くなく、有名どころだとハーゲンダッツやmowなどが「アイスクリーム」に相当します。乳固形分や乳脂肪分が多いだけあって濃厚だと感じますよね。爽やスーパーカップは「ラクトアイス」に相当します。こちらはどちらかというとすっきりした後味だと思います。

 

余談ですが、世界に4つしかないハーゲンダッツ工場の1つが群馬県にあります。

嬬恋村ハーゲンダッツ工場は群馬の宝だと思っています(笑)。ちなみに私は他県民です。群馬について詳しくなくてすみません・・・

 

 

 かき氷について

 次はかき氷についてです。かき氷のシロップは全部同じ味、というのは有名ですね。味の違いはなく、香料と着色料によって違う味だと錯覚してしまうのです。なんとも夢がない話ですが。

人間の五感から受け取る情報の割合は視覚情報が圧倒的に多く、だいたい8割だと言われています。

下の画像を見ていただけると分かるように圧倒的に視覚優位であり、視覚と嗅覚で「これは〇〇の味だ」と思わせてしまえば、味覚が敵うはずがありませんね。

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視覚情報が圧倒的割合を占めている

シロップ選びなどという行為は無意味だと改めて感じていただいたと思いますが(笑)、通の方は「スイ」という味を注文するそうですね。ピンときていない方に説明すると、「スイ」とは砂糖水のことで、一般には「みぞれ」と言うことが多いみたいです。「せんじ」とも言うらしいです。私は「みぞれ」派ですね。

何度も書いた通り「味はどれも同じ」なので、着色料が入っていない「スイ」を頼むのが一番いいかもしれません。身も蓋もありませんが……

 

 ちなみに、冷たいと味覚が鈍くなるので、アイスクリーム類は砂糖が多く入っています。

溶けると甘すぎると感じるぐらいなので、冷たいうちに食べましょう。

 

 

 手作りアイスクリームと凝固点効果

 自由研究などでアイスクリームを作ったことがある方は少なくないと思いますが、そのときに氷に塩をかけたことを覚えていませんか?

これは凝固点降下という現象と関係があります。

凝固点降下というのは簡単に言うと、何も溶かしていない水の凝固点(水が氷になる温度)は0℃ですが、何かを溶かして水溶液にすると凝固点が0℃よりもどんどん下がっていく現象のことです。

さて、ここで理解しておいて欲しいのが、(何も溶かしていない)水→氷(氷→水)の変化中は0℃で一定ということです。

ふつう氷の表面は溶けかけであり、氷と水の間の状態ですので0℃です。

しかし今回の場合、塩をかけているので塩化ナトリウム水溶液ができています。

塩化ナトリウム水溶液は凝固点効果により0℃では凍りません。

つまり、0℃よりもさらに低い温度で水(水溶液)→氷の変化ができるのです。

 

氷のみ:氷の表面温度は0℃

氷と塩:氷の表面温度は0℃よりもさらに下

 

0℃よりもさらに低い温度に触れさせられるので、アイスクリームが早く固まるわけです。

 

ちょっと派生して

スケートリンクを滑った後に傷はつかないのか

という話をしたいと思います。フィギュアスケートを見ていて、後に滑る選手は前に滑った選手の滑り跡がついてるから不利じゃないの?と感じたことがある人がいるんじゃないかと思います。しかしご安心ください。滑った後、跡はつきません。その理由を理解するためには、氷の性質を知っておかなければなりません。その性質とは、

氷は圧力で溶ける

ということです。

スケートをしているとき、細いブレードの部分に全体重がかかっています。ですので、ブレードで踏んでいる部分の氷は圧力によって溶け、水になっています。

しかし人が移動すると、圧力がかからなくなったので水が氷に戻ります。

何度も言いますが、スケートリンクの氷は温度で溶けているわけではありません。圧力によって溶けています

圧力から解放された水が氷に戻る現象を、復氷といいます。

復氷が起こっているため、スケートリンクに滑り跡はつきません。

 

 

 

 アイスクリームの話から始まり、色んな話になりましたが今回はここまでにしようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

我が家に犬がやってきました

 おはようございます。塩化カリウムです。

今回は、先日家に犬がやってきたのでその話をしたいと思います。ちなみに小柴です。

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こんなご尊顔をしています。

 

めっちゃおとなしそうでしょう?

最初はおとなしかったのです。最初は。

ところがいきなりめっちゃ吠え出します。吠えるというより金切り声と言った方が適切なくらいで、キーキーキューキューキャンキャン叫びケージをガリガリ引っ掻きだしました。その叫びようはもはやご近所さんから動物虐待を疑われるんじゃないかみたいなレベルでしたが……。全然そんなことないのでご近所さん方はもう少し辛抱してください、と思いながらお世話しておりました。

加減なく吠えて(もはや叫んで)いたのは最初の2、3日でしたね。ペットショップの方が「家に慣れるまで3日はかかりますよ」と言っていましたが本当にその通りでした。この記事を書いている段階ではまだやってきて一週間経たないくらいなんですけど、あんまり吠えなくなりました。

 

今吠えるのは大抵ウンチをしたがっているときなんですけど、ケージ内にトイレがあるので、ちゃんとウンチしてからケージから出すようにしています。本当はキャンキャン言っているときに出してあげたいのですけれども、それだと所構わずウンチするようになってしまうので、心苦しいですが出してあげるのは少し我慢することにしています。

 


それと、けっこう噛んでくるのもどうしたものかなー、とちょっと悩み中です。やってきたばかりなので、好奇心で足やら腕やらなめたり噛んだりしてきます。基本そんなに痛くはないんですけど、たまに本気で噛んできて、血は出ないんですけど痕が残るぐらいには痛いです。

 

噛むことのしつけとして、噛んだらケージに戻したりしばらく無視するなどの「天罰法」というしつけ方があるらしいのですが、まだしつけるのは早いだろうか、と対処法を悩んでいます。

 

見た目に反してすごくやんちゃというか暴れまわるので、遊んであげるにも一苦労です。噛んでくるからうかつに手を出せない……(笑)。

まあ、基本的にはじっとしていればペロペロなめてくるので愛らしいです。どうやら犬には動くものを噛むという本能があるそうで、ヒュッと動くとそれに反応して噛んできます。歩くと足を噛んでくるのであんまり動けません。

スリッパを与えるとガジガジ噛んでくれるので、その隙に移動します(笑)。

 

遊んであげると疲れて眠ります。めっちゃいい子です。
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犬のお世話についてこれからまだまだ勉強します。

成長日記のような感じで犬のことをまた記事で書いていきたいと思います。

今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今更ながらSummer Pocketsを攻略していく

 おはようございます。塩化カリウムです。

今回は、今更ながらkey作品のSummer Pockets(スマホ版)を攻略しているので感想を書きたいと思います。


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考察とか深読みとかは他の方にお任せして、素人目線で感じたことを書いていきます。

 

 

しろは√と鴎√は攻略済みで、今日は蒼√をクリアしました。

私の好み(初期)としては、鴎>しろは>蒼>紬の順です。

しろは√が無料の関係で、しろはを最初にクリアしましたが、その後は好み順でプレイしています。

 

なんかしろはがメインみたいな扱いされてる気がするけど、実際蒼√がめちゃくちゃ重要じゃないですかー、と今日プレイしていて思った。謎の蝶のことが明かされる蒼√は最初に攻略しておくべきだったかもしれない。そうすれば鴎√がもっと楽しめたと思います。鴎√は完全不思議系ストーリーかと思っていたら蝶が関係していたのか、と蒼√攻略後に腑に落ちました。

 

もしかして:しろは√はあんまり重要じゃない……?

島の祭事がどうのこうのありましたが、島の謎とは関係なさげな気がしています。

他√では全然出てきませんし、メインに据えるには空気すぎる気が……グランド√ではどんな活躍を見せてくれるのか期待しています。

 

鴎√は本筋とは離れてるというか、元々島の人間ではないので鳥白島特有の何か、みたいなことが無くて、そこは少し残念でした。

しかし私はかもめぇ氏のことを推しているので可愛ければ何でも良し。ストーリーも、話としては素敵で、一つくらいはこういうのがあってもいいのかなと思いました。

 

元々蒼をそんなに好きではなかったんですが、蒼√は予想していたよりかなり重要な√で良い意味で裏切られ楽しめました。蒼に対する好感度も上がりました。

こんな重要な話なら蒼√をメインとしてもっと押し出してくれよー。完全にサブだと思ってました。

記憶が溢れて自分を保てなくなっていくところは、同じkey作品のCharlotteの主人公と似ていますね。あっちは能力を奪っていって脳の容量オーバーを起こした感じですがこちらは人の記憶をもらいすぎて脳がパンクしてしまうという流れでした。

人の脳の記憶容量って限界はあるんですかね。限界はない、って言う人もいますよね。とある魔術の禁書目録のインデックスは記憶の限界はなさそうですが。

 

 

さて、残り3ルートですかね、多分。紬とALKAとpocketルート。謎をすっきりさせて完結してくれることを期待しています。楽しみです。

 

私はノベルゲーはFate/staynightぐらいしかプレイしていないので何とも言えないのですが、それと比べて短くて明るいテイストで、純粋に楽しめました。なんかあっさりハッピーエンドだしほぼ一本道だしこれでいいのかなーなんて思ったりもしますが。タイガー道場が懐かしい。

 

 

今回はここまでです。全√クリアしたらまた記事を書きます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

人間関係で消耗してる方へおすすめの本「境界線(バウンダリーズ)」の紹介

 おはようございます。塩化カリウムです。

今回は、タイトルにもあります通り、人間関係で疲れている人向けの本の紹介です。「境界線(バウンダリーズ)」というタイトルの本で、人をどこまで助けてあげればよいのか、自分を他の人の都合から守るにはどうすればよいのか、といったようなことを、聖書の内容を通じて教えてくれます。

聖書の引用は多いですが、キリスト教について全く知らなくても読めますし、宗教が少し絡むからといって敬遠する必要もないと思います。


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本書には「境界線」という言葉が度々出てきますが、「境界線」とは自分と他者とを区別するラインのことです。この「境界線」を自分の中でしっかり持っておかないと、人に振り回されたり、いいように扱われたり、または他人の悪癖を助長することになったりするのです。

 

 人に助けを乞われたとき、どこまで助けてあげるべきか

 助けを乞われたりお願いをされたとき、どこまで応えてあげるべきなのでしょうか。本書では登場人物が、自分を犠牲にしてまで他人のお願いに応えてあげようとしています。それによって自分の人生の所有権を他者に譲り渡すことになっているのです。

皆様も心当たりはないでしょうか?他人のために動いてあげた結果、自分のスケジュールが滅茶苦茶になった経験が。

 

この問いに対し本書はこう答えます。

 

他人を助けてあげるときは、「自分に余裕があり」、「自ら喜んで助けてあげる」必要がある。嫌々助けてあげるというのは自分の「境界線」を明け渡していることになり、不適切である。

また、毎回のように人に助けを求めている人は他の人の「境界線」を理解しておらず、助けてあげることは他者の「境界線」を理解することにつながらないので助けてあげるべきではない。助けないことで、自分でしたことの責任を自分自身で取らせることにつながる、と。

 

単純ですがなかなか難しいことだと思います。難しいことであるため、自分の「境界線」を確立できていない人は、確立するまで三者の助けを借りる必要があるそうです。

なぜなら、「境界線」を確立するまでは他者からの抵抗に遭うからです。「境界線」を持たない人にとって、「ノー」と言うことは非常に困難なことです。

また、「境界線」を持たない人は他者に助けを求めることができない傾向にあるようです。しかし、第三者の協力なくして「境界線」の確立はできません。自分の人生を良くしたいと思うならば、第三者に助けを求めることは絶対に必要なことだそうです。

 

  「境界線」について他にも色々なことが書かれています。読んでおいて損はない内容ですのでぜひ手に取ってみてください。

 

 そこそこ古い本(2004年発売)なので大きな本屋にしか在庫が無いかもしれません。取り寄せやネット注文でも良いと思いますが、第一章「境界線を持たない人のある一日」を軽く読んでみて、自分にも当てはまることがあると感じたら購入することをおすすめします。

 

 感想

 読んでみて、すごく心が軽くなりました。他人が困っていたら多少無理をしてでも協力しなければいけない、という考えから、余裕がないときは無理をしなくてもいいんだ、と思えるようになりました。

元々私は、お願いを断るときにとても罪悪感を感じていたのですが、本書では「罪悪感」を一つのキーワードとして扱っており、私の元々の考えを変えさせるのに十分な説得力がありました。

 

 

 皆様もぜひ読んでみてください。きっと人間関係で役に立つと思います。

今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。